テレビ効果 2021 1 16

 政府は、新型コロナウイルスの感染者数が減らないと嘆いていますが、
テレビに原因があると言えるかもしれません。
 たとえば、バラエティー番組を見ると、
誰もマスクをつけていません。
マウスシールドも見かけません。
 そうかといって、出演者が間隔を2メートル以上取っていない場面があります。
それどころか、出演者同士が接近して話している場面もあります。
 これでは、「新型コロナウイルスは、たいしたことはない」ということが、
視聴者である人間の深層心理に入ってしまいます。
これが、国民の油断につながります。
 たとえ、バラエティー番組であっても、
出演者はマスクをつけるか、せめてマウスシールドをつける。
それができなければ、出演者の間隔を前後左右で、2メートル開ける必要があります。
テレビが人間の潜在意識に働きかける効果は高いと思います。
 さて、今回の緊急事態宣言は、前回と比較すると、あまり効果がないかもしれません。
前回の時は、書店ですら休業しました。
私は、「さすがに書店では感染リスクが少ないので、営業を続けるべきだ」と思いました。
 前回の緊急事態宣言では、過剰な営業自粛がありましたが、
その結果、東京都の新規感染者は、一桁近くまで下がり、
早く経済活動の再開ができたのではないかと思います。
 今回の緊急事態宣言は、前回と比較すると、かなり緩いものなので、
感染者が高水準のまま、ゴールデンウイークになってしまう懸念があります。






















































































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